管理人の独り言 le monologue

広瀬仁美さんの個展

11月の初めに「27日からギャラリーを貸していただけますか?」という広瀬さんからのメールがとびこんできました。通常は1か月を切ったご予約は受けないことが多いのですが、広瀬さんなら大丈夫、2つ返事でOKの返信をしました。

広瀬さんは、かつて「カクレンジャー」の鶴姫、「シュシュトリアン」の花子と芸能界で活躍されていた方、いっとき結婚や出産で芸能界を離れていたのですが、最近はまた戦隊もののゲスト出演などで、復帰されています。俳優業、主婦業のかたわら絵も描かれているというスーパーレディなのです。
ジュイエでは3回目の個展、いつもギリギリのスケジュールながら、きっちり間に合わせてきます。今回ももちろんそうでした。

そのうえ、今回の展示は1回目、2回目とは全然違う。以前は月をモチーフとした、お母さんを思わせる優しさの中に強さを感じるイラスト中心の展示でしたが、今回はジュイエスペースの特徴を生かした、左が「暗」、右が「明」という構成です。特に「暗」の部分の無彩色に近い作品が、過去2回の個展とは全く違うのです。前回の個展は今年の4月、短期間でここまで変えてくる作家さんはみたことがありません。ご自身の写真(モデルとしても素晴らしいです)とも組み合わせていて、作品とのマッチングも素晴らしく、広瀬さんの魅力満載の、この人にしかできない唯一無二の展示になっています。

広瀬さんのファンの方はもちろん、そうでないかたにも見て頂きたい展示です。2日間だけですが是非お越しください。明日(28日)までです。

広瀬仁美展覧会 広瀬仁美展覧会